最近、車の購入方法としてよく聞くようになったのが「残クレ(残価設定クレジット)」です。
「月々1万円で新車に乗れる」
「月々の支払いが安い」
といった広告を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
たしかに残クレは、通常のローンと比べて月々の支払いを抑えられるというメリットがあります。
しかしその一方で、仕組みを理解せずに契約すると「思ったよりお得ではなかった」と感じるケースもあります。
今回は
・残クレの仕組み
・利息のかかり方
・利用する際の注意点
について、わかりやすく解説します。
残クレとは?車のローンの一種
残クレとは、正式には残価設定クレジットと呼ばれる車のローンです。
購入する車の将来の価値(残価)をあらかじめ設定し、その金額を差し引いた分だけを分割で支払う仕組みになっています。
例えば次のようなケースを考えてみましょう。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 車両価格 | 300万円 |
| 残価 | 100万円 |
| 分割支払い | 200万円 |
この場合、支払い対象は200万円になります。
そのため、通常の300万円のローンと比べると、月々の支払いは安くなるという特徴があります。
これが、残クレが人気になっている理由の一つです。
契約終了時の3つの選択
残クレは、一般的に3年や5年の契約で組むことが多いです。
契約期間が終了すると、次の3つの選択肢があります。
① 車を返却する
② 残価を支払って買い取る
③ 新しい車に乗り換える
つまり、残クレはローンとカーリースの中間のような仕組みと考えるとイメージしやすいでしょう。
残クレは利息が車両価格全額にかかる?
ここが多くの人が誤解しているポイントです。
残クレでは、支払う元金は残価を差し引いた金額になりますが、利息は車両価格全体をベースに計算されるケースが多いといわれています。
先ほどの例で見てみましょう。
| 内容 | 金額 |
|---|---|
| 車両価格 | 300万円 |
| 残価 | 100万円 |
| 分割支払い | 200万円 |
支払う元金は200万円ですが、金利計算は300万円を基準に行われるケースが多いのです。
つまり、月々の支払いは安く見えても、利息は多くなる可能性があるという点には注意が必要です。
残クレのメリット
残クレには次のようなメリットがあります。
・月々の支払いを抑えられる
・新車に乗りやすい
・数年ごとに車を乗り換えやすい
特に定期的に車を乗り換える人にとっては、使いやすい仕組みといえるでしょう。
残クレの注意点(落とし穴)
一方で、残クレには注意しておきたいポイントもあります。
走行距離制限
契約時に「年間○○kmまで」という制限が設けられることがあります。
超えてしまうと追加費用が発生する可能性があります。
傷や事故で追加請求
契約終了時に車を返却する場合、傷や事故などで査定額が下がると、追加で費用を請求されることがあります。
途中解約が難しい
残クレは途中で解約することが難しい場合が多く、ライフスタイルの変化には対応しづらい面があります。
残クレはどんな人に向いている?
残クレは、次のような人には向いていると言えるでしょう。
・数年ごとに新車に乗り換えたい人
・月々の支払いをできるだけ抑えたい人
一方で
・長く同じ車に乗りたい人
・総支払額を抑えたい人
には、通常のローンの方が向いているケースもあります。
まとめ
残クレは月々の支払いを安く見せることができる仕組みですが、その裏側には
・利息の計算方法
・契約終了時の選択
・走行距離などの条件
といったポイントがあります。
契約を検討する際には月々の支払いだけでなく、総支払額や契約条件も確認することが大切です。
車は大きな買い物です。仕組みをしっかり理解したうえで、自分に合った購入方法を選ぶようにしましょう。
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