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トイレリフォームのポイント(マンションの場合)

排水方法の確認

便器の排水方法には、壁排水方式床排水方式があります。

古いマンションでは壁排水方式が多いですが、この場合便器の位置は基本的に移動することはできません。

既存の排水位置を確認して適合する便器の選定を行いましょう。

最近では、排水位置をある程度アジャストできる便器も発売されているので検討してみてもいいかもしれません。

便器のサイズにも注意し、トイレの内法を確認し、便器先端より前方壁まで400mm以上確保するようにしましょう。

排水とは関係ありませんが、温水洗浄便座を設置する場合は、トイレ内の電源の有無の確認も必要です。

無い場合は電源の設置を検討しましょう。

水圧の確認

最近ではタンクレストイレが普及していますが、機種によっては一定給水圧以上の水圧を必要とするものがあるので、既定の水圧(流動時)があるかを必ず確認します。

高置水槽設置のマンションの上階は給水圧が弱いので特に注意が必要です。

タンクレストイレは手洗いがないので、トイレ空間内への手洗いの設置も検討しましょう。

メーカーによっては、手洗い器排水合流タイプも発売されています。

便器の材質

便器の材質は陶器製が主流ですが、樹脂製の便器も発売されています。

ただし、マンションによっては防火区画の関係で便器や排水管は不燃材料でなければならない場合があり、樹脂製は使えませんので注意しましょう。

以上、参考にしていただければ幸いです。

伊藤宏治

伊藤宏治

伊藤営善株式会社専務取締役 保有資格:宅地建物取引士(静岡 第028677号)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)、リフォームスタイリスト1級

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