人生においてお金の勉強をする必要があるのはほとんどの人が承知しているところだと思います。、
ただ、勉強をするメリットがわからなければ行動に移すのも難しいでしょう。
では、なぜお金の勉強が必要なのでしょうか?
単刀直入に言うと「損をしないため」です。
お金の仕組みは複雑で、何も勉強をしないといつの間にか損をしたり、騙されたりという可能性があるのです。
そこで今日はお金の勉強をするべき理由を6個挙げてみたいと思います。
①将来の不安が解消できる
お金に関して漠然とした不安を抱いている人は多いでしょう。
なぜ不安になるのかというと、「正体がわからない」からです。
老後に資金がいくら必要で、そのためには今からこのくらい準備しておこうという将来の見通しと生活設計があれば不安は解消されます。
お金の勉強をして、ライフプランをきちんと立てておくことが大事です。
②金銭トラブルを回避できる
日々のニュースでよく目にする詐欺の被害。
お金の知識がないと百戦錬磨の相手には騙されてしまうかもしれません。
2020年に発生した詐欺被害の総額は4488億円と驚くべき額になっています。
投資には「必ず儲かる」などという美味い話はありません。
自分を守る意味でもしっかりと勉強をしておきましょう。
③家計管理の力がつく
お金というのは数字で表されます。
お金の勉強をしていくことで数字に強くなり、結果的に分析能力も上がります。
家計を分析して無駄な支出を減らしていく力が養われていきます。
浮いたお金は将来に向けて貯蓄できるようになり好循環が生まれます。
④節税ができるようになる
実は、納税額を抑える方法は色々種類があるのですが、知らなくても税務署は教えてくれません。
例えば、図のように扶養家族を増やすだけでも税金は安くなります。
サラリーマンの方でも確定申告すれば還付を受けられる経費はありますので、しっかり勉強して取られ損のないようにしましょう。
⑤人生の選択肢を増やせる
例えばあなたが独立をしたいと考えたとします。
その時にお金の知識があれば、融資を受けたり、お金がかからない開業方法を考えたりと色々策を打てます。
逆にお金の知識が無いと、「お金が無い」という理由だけで諦めざるを得なくなるかもしれません。
お金が無くて何かを諦めた経験がある人は65%もいるそうです。
そうならないためにもお金の勉強は必須です。
⑥資産運用の幅が広がる
東洋経済オンラインの検証によると、生涯において資産運用をした人としない人の差は7800万円にも及ぶという検証結果があります。
これからのインフレ時代は、現金を貯蓄しておくだけでは増えません。
資産運用の勉強をしておくことで、投資のリスクも知ることができるので自分に合った運用方法を見つけられるでしょう。
まとめ
お金というのは日常生活に直結しています。
これからの資産形成を考える際にもお金の勉強は必須です。
今はyoutubeなどで無料で知識が身に着けられる時代です。
まずは興味を持った分野からでも勉強を始めてみてください。