外壁塗装に使われる塗料には色々なものがあります。
一般に塗料は耐用年数が長くなるほど価格が上がります。
予算や今後のメンテナンスも勘案しながら選択しましょう。
人気はシリコンやラジカル
外壁の塗り替えに使われる塗料には、シリコン、ラジカル、ウレタン、フッ素、無機塗料などがあります。
シリコン塗料は最も人気が高く、多くの住宅で用いられています。
耐用年数は10~13年と長くて価格もお手頃です。
耐用年数、価格、性能のバランスがいいのでどれを選べばいいかわからないという場合にはシリコンを選ぶといいと思います。
ラジカル塗料も人気があります。
ラジカルはシリコンに比べて価格は同じくらいか少し高く耐用年数は長め。
コスパに優れた商品です。
2012年に発売開始になったばかりなのでまだ実績は少ないですが徐々に広まりつつあります。
ウレタン塗料は耐用年数が7~10年と短くて価格は安めなのでこまめに塗り替えたい、費用を抑えたい人向けです。
フッ素や無機塗料であれば、耐用年数が長いので15年程度は持ちます。
1回あたりの費用は高いですが、塗り替えの回数は少なくて済みます。
塗り替えには塗料代だけではなく、足場代や人件費もかかるので、塗り替え回数を減らせれば、それに伴う費用も減らすことができます。
塗料の機能性
塗料を選ぶ際には、耐用年数や価格だけでなく、機能性にも注目しましょう。
例えば、車道に面していて外壁の汚れが気になるのであれば、防汚性に優れた塗料、夏の暑さにお悩みであるのであれば遮熱機能を持った塗料など、目的に応じて選択してください。
以下、主な機能です。
●防汚・・汚れがつきにくい、汚れがついても雨などで流される。
●遮熱・・太陽の熱を反射する。夏でも室内が暑くなりにくい。
●防藻、防カビ・・藻やカビが生えにくい。
●断熱・・暑さや寒さを伝えにくい
コスト面と機能性を考えて、ご自宅に最適な塗料を選んでください!