築22年以上の家は強度が不足している可能性も
2000年6月に建築基準法が改正され、木造戸建住宅の耐震性能が向上しています。
それ以降の基準で建てられていれば震度6強クラスの揺れでも倒壊する危険は少ないですが、それより前の基準で建てている場合は強度不足の可能性があるので、心配な方は専門家に診断を依頼してみてもいいかもしれません。
耐震強度が不足している場合
もし、耐震強度が不足していた場合は、耐震補強を行うのですが、それにはいくつか方法があります。
ひとつは壁を強くすること。
地震で倒壊しないためには、強い壁がバランスよく配置されている必要があります。
壁が少なかったり、配置が悪い場合には壁を耐震パネルで補強したり、壁に筋交いを入れたりして新しい壁を作ることで耐震性がアップします。
屋根を軽くすることも、耐震性を上げるためには有効です。
屋根が軽いと、建物の重心が低くなり地震の際に揺れにくくなります。
金属やスレート、軽量瓦など、今よりも軽い屋根材に葺き替えることで屋根の重量を減らすことができます。
家族のためにも、地震に強くて安心の住まいを作りましょう!