かつては1回の洗浄水量が20ℓ必要だったトイレは節水化がどんどん進み、現在では4ℓを切るものも発売されています。
水が少ないと洗浄力に不安があるかもしれませんが、洗浄方法も工夫されていて少ない水でしっかりと汚れを落としてくれます。
今日はそんな節水トイレ選びのポイントをまとめてみました。
すべてのメーカーで6ℓ以下を実現
1995年にパナソニックから6ℓの節水トイレが発売されて以降、徐々に節水化が進み、現在では各メーカーとも6ℓ以下を実現しています。
少ないものでは大洗浄3.8ℓ、小洗浄3リットルのものも登場しています。
1年間で水道代を1万円以上節約
メーカーの試算によりますと、1回あたり13ℓ必要だった15年前の便器を節水トイレ(6ℓ~8ℓ)に替えると、4人家族で年間12000円~15000円の水道代を節約できます。
渦を巻く水流でしっかりと流す
従来はフチ裏の多数の穴から水を下向きに出していたため、汚物や紙を流すのにたくさんの水が必要でしたが、節水トイレは便器内にぐるぐると渦を巻くような水流で洗浄するタイプが主流です。
少ない水でしっかりと洗浄できます。
汚れが付きにくい工夫もされている
さらに、便器の表面を滑らかにして流れやすくしたり、汚れをつきにくくするなどの工夫により節水が可能となっています。
ただし、トイレの種類によっては給水圧の事前確認が必要なタイプのものもありますので、交換前にしっかりと確認をするようにしてください。
以上、参考にしていただければ幸いです。