スレートは新築を中心に普及している屋根材です。
価格が安く軽くて施工もしやすいので人気があります。
今日は、そんなスレートの特徴について解説していきます。
人造スレートが主流
スレートにはいくつか種類がありますが、一般的に使われているのが「人造(化粧)スレート」と呼ばれるものです。
セメントを主な原料とした厚さ5~6mmほどの薄い屋根材で「カラーベスト」「コロニアル」などと呼ばれることもあります。
軽い、安い、施工しやすい
スレートの重量は粘土瓦の半分程度と軽量です。
地震による揺れが少なく、住宅の耐震性を高めることができます。
また、他の屋根材に比べて価格が安いのも特徴です。
施工も簡単で、短期間の施工が可能です。
施工費も安く抑えられます。
定期的なメンテナンスが必要
表面の塗膜が劣化すると色あせが発生するため、10年ほどで塗装を行うのが一般的です。
30年程度で葺き替えが必要となります。
雨漏りなどの問題がなく、下地が傷んでなければカバー工法(重ね葺き)が可能です。
カバー工法には金属屋根が多く使用されています。
高耐久なスレートも登場
最近では30年経過後もほとんど色あせが発生しない高耐久なスレートも登場しています。
塗装のメンテナンスの手間が大幅に省けます。
色々と参考にしていただければ幸いです。