「老後資金はとりあえず銀行に預けておけば安心」
そう思っている方は多いです。たしかに預金は元本保証で安心感があります。
ただ、預金は増えにくいのも事実です。
そこで選択肢になるのが「国債(個人向け国債)」です。
この記事では、国債の仕組みと買い方に加えて、いま買うと金利はどのくらいか、そして100万円で持つとどれくらいの利息になるかを具体的に解説します。
国債とは?仕組みはシンプルです
国債とは、国にお金を貸して利息をもらう仕組みです。
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国債を買う(=国にお金を貸す)
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半年ごとに利息を受け取る
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満期になれば元本が戻る
個人向け国債は、基本的に「守る」目的に向いた商品です。
国債の買い方(1万円からOK)
購入は、銀行・証券会社(ネット証券含む)でできます。
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口座を作る
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「個人向け国債」を選ぶ
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金額(1万円以上)を入力して購入
さらに、個人向け国債は発行から1年経てば中途換金も可能です(直前2回分の利子相当額の一定割合が差し引かれる調整あり)。
【最新】個人向け国債の金利(2026年2月募集)
財務省の発表(令和8年2月募集)では、利率は次のとおりです。
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変動10年(第191回債):年 1.48%(税引後 1.1793380%)
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固定5年(第179回債):年 1.66%(税引後 1.3227710%)
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固定3年(第189回債):年 1.39%(税引後 1.1076215%)
※税引後は、利子に対する源泉徴収(復興特別所得税を含む)を反映した数値です(資料に税引後利率が明記されています)。
100万円を国債で運用したらどうなる?(税引後で試算)
ここでは分かりやすく、税引後利率が満期まで同じと仮定して、受取利息の目安を出します。
(※変動10年は本来半年ごとに利率が見直されるため、あくまで「初回利率が続いた場合のイメージ」です)
税引後・利息合計(再投資しない想定)
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固定3年(税引後 1.1076215%):約 33,229円
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固定5年(税引後 1.3227710%):約 66,139円
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変動10年(税引後 1.1793380%:初回利率が続く仮定):約 117,934円
税引後・利息合計(利息を毎年同利率で再投資した想定:参考)
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固定3年:約 33,598円
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固定5年:約 67,912円
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変動10年(初回利率が続く仮定):約 124,394円
まとめると、国債は「大きく増やす」商品ではありませんが、元本を守りながら、預金よりは増えやすい置き場所になりやすいです。
国債が向いている人・向いていない人
向いている人
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元本割れが不安な人
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老後資金の「守り」を作りたい人
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預金だけだと物足りない人
向いていない人
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短期で大きく増やしたい人
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値上がり益を狙いたい人
国債は「攻め」ではなく、資産の土台(守り枠)です。
FPとしての結論:預金だけが正解とは限りません
老後資金で大切なのは、商品選びよりも「バランス」です。
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生活費の現金(すぐ使う分)
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守りの国債(減らしにくい分)
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増やす運用(長期で育てる分)
この配分を、家計状況に合わせて設計するのが一番安全です。
まとめ:老後のお金は「預金だけ」から一歩進めよう
国債は、投資のように大きく増える商品ではありません。
しかしその分、元本を守りながら確実に増やしていける安心感があります。
預金だけではほとんど増えない時代だからこそ、国債は「お金を守る置き場所」としてとても有効な選択肢です。
とはいえ、すべてを国債にする必要もありませんし、人によって最適な割合は違います。
大切なのは、
・すぐ使うお金は預金
・減らしたくないお金は国債
・時間をかけて育てるお金は運用
このバランス設計です。
もし、
「自分の場合、どれくらい国債に回せばいいのか分からない」
「老後資金がこのままで足りるのか不安」
と感じているなら、一度整理してみるだけでも将来の安心感は大きく変わります。
あなたの状況に合わせた、無理のない老後資金プランづくりを考えてみてください。
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