住宅の購入は、多くの人にとって人生で一番高い買い物です。
その判断材料となるのが「不動産広告」ですが、実はこの広告のルールが近年大きく変わっていることをご存じでしょうか。
さらに、住宅の省エネ性能を見える化する新しいラベル制度も始まり、これからの物件選びは「価格だけを見る時代」ではなくなっています。
今回は、不動産広告の新ルールと省エネ性能ラベルを踏まえて、後悔しない住宅選びのポイントをわかりやすく解説します。
不動産広告の表示ルールが改正された理由
これまでの不動産広告は、「わかりにくい」「誤解しやすい」と感じた方も多かったと思います。
そこで消費者保護のために、広告の表示規約が見直されました。
主なポイントは次のような点です。
・徒歩〇分の表示がより厳密に
・価格や面積の誤解を招く表現の是正
・建築条件付き土地の説明の明確化
・未完成物件の情報開示強化
つまり、より正確で誠実な広告表示が求められる時代になったということです。
ただし、ルールが整っても「どこを見るべきか」を知らなければ意味がありません。
広告で必ずチェックしたいポイント
住宅広告を見るときは、次の点を意識しましょう。
徒歩〇分のカラクリ
徒歩1分=80メートルで計算されています。
信号待ちや坂道、踏切は考慮されていません。
実際に歩くと倍近くかかるケースもあります。
最多価格帯の見方
「3,000万円台中心」と書かれていても、実際は3,900万円が多いだけという場合もあります。
一番安い価格だと勘違いしないよう注意しましょう。
建築条件付き土地
土地を買うと、特定の建築会社で建てることが条件になっているケースです。
自由設計だと思い込むと後でトラブルになります。
これから重要になる「省エネ性能ラベル」とは?
最近の住宅広告には、省エネ性能ラベルが表示されるようになりました。
これは住宅の
・断熱性能
・エネルギー消費量
などを★や数値で評価したものです。
簡単に言えば、その家がどれだけ光熱費を抑えられるかが一目でわかる仕組みです。
なぜ省エネ性能が重要なのか?
多くの人は住宅価格ばかり気にしますが、実は住んでからのコストこそ大きな差になります。
断熱性能が低い家は、
・夏は暑く冷房代がかかる
・冬は寒く暖房費が増える
結果として、毎月の光熱費が大きくなります。
簡単な比較例
同じ3,000万円の住宅でも…
省エネ性能が高い家
→ 月の光熱費:約12,000円
省エネ性能が低い家
→ 月の光熱費:約20,000円
差は月8,000円。
30年住めば約288万円の違いになります。
住宅価格が同じでも、実質的な負担はまったく違うのです。
| 物件A | 物件B | |
|---|---|---|
| 価格 | 3,000万円 | 3,000万円 |
| 省エネ性能 | ★★★★ | ★★ |
| 月光熱費 | 12,000円 | 20,000円 |
※同じ価格の物件でも、30年で300万円の差がでます!
これからの賢い物件選び3つのポイント
① 価格だけで決めない
購入価格+住んでからの費用で考える
② 広告の細かい表示まで確認する
小さな文字こそ重要情報
③ 省エネ性能ラベルを必ずチェック
将来の家計を守る指標になる
まとめ:広告を読む力が住宅購入の満足度を左右する
不動産広告のルール改正と省エネ性能ラベルの導入で、住宅選びは「より透明で比較しやすい時代」になりました。
しかし、情報が増えた分、正しく読み取る力が必要になっています。
価格だけで判断すると、
✔ 光熱費が高い
✔ 将来売りにくい
✔ 住み心地が悪い
といった後悔につながりかねません。
住宅は買って終わりではなく、「住んでからの人生」が本番です。
物件選びで迷ったときは、購入前に専門家へ相談することで大きな失敗を防ぐことができます。
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