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豆知識

バリアフリーリフォームにおける照明設備

一般に高齢者の眼は、虹彩の廊下により暗順応の低下が起こります。

その他、水晶体の白濁によりグレアの増大(まぶしさを感じやすい)や老人性白内障、老眼なども加齢により発症しやすくなっています。

これらに対応するためには、年代に応じた明るさの確保が必要になってきます。

一般的に20代と比較して60代では3倍の明るさが必要と言われていますので、このあたりを考慮したリフォームを施しましょう。

計画段階で一般に必要とされる照度の1.5~2倍程度確保したいところです。

具体的には

・同一視野内や隣室の明るさを均一にする(居室と連結する廊下などの明るさ)
・輝度の高い光源はシェードやグローブでまぶしさをさけ、1室1灯ではなく複数の器具で部屋全体を明るくする。
・白内障により色彩の微妙な判別がつきにくくなり、全体に黄色がかって見えるようになるといわれていますので特に段差のある場所では同系色の多用は避ける。

などの点に注意しましょう。

伊藤宏治

伊藤宏治

伊藤営善株式会社専務取締役 保有資格:宅地建物取引士(静岡 第028677号)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)、リフォームスタイリスト1級

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