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バリアフリー改修工事の際に留意すべきこと

改修規模や内容によって留意すべきことは異なってはきますが、一般的な事項として頭に入れておいていただければ幸いです。

①生活はできるだけ同一階(同一フロアー)で完結できるようにする。

②各部屋へに動線は短く、単純に、かつ建物内で回遊が可能なようにする。

③段差は極力解消する。

④水回りの諸室(トイレ、洗面所、浴室)は可能な限り広く、またこれらを一か所にまとめる。

⑤居室(寝室)とトイレは隣接させる。

⑥通路幅(廊下幅)、出入口幅は車いすの通行や手すりの設置を考慮し、幅員、建具の開閉方法を考慮する。

⑦収納スペースの確保(移動時の安全を確保するために物を置かない)

⑧家族とのコミュニケーションを大切に。

⑨外出が容易になるような配慮(出入口、スロープの設置)

⑩設備の充実(快適、安全な設備)

上記のことに留意していただいて、高齢者の方が安心していただけるような改修工事をしましょう。

伊藤宏治

伊藤宏治

伊藤営善株式会社専務取締役 保有資格:宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)、リフォームスタイリスト1級

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