これから梅雨の時期を迎えるにあたり増えるのが雨漏りの事例です。
屋根材の劣化によるひび割れや収縮は雨漏りを引き起こす原因となりますので、その前にしっかりとしたリフォームを行い防止したいところです。
屋根リフォームを行う上でのポイントを下記にまとめました。
屋根の劣化は住まいの寿命を縮める
夏には強い日差しや台風などの風雨、冬は寒さや雪にさらされる屋根は、建物の中で特に劣化しやすいです。
劣化すると見た目の印象も悪いですし、雨漏りを発生させることになります。
雨漏りをさせてしまうと、建物の内部も傷んでしまいますので、結果的には住まいの寿命が縮まってしまいます。
必要なタイミングでリフォームを検討しましょう。
屋根材の寿命
屋根材には瓦やスレート、ガルバリウム鋼板など様々な種類があり、それぞれに耐用年数が異なります。
新築に多いスレートは20~30年程度、最も耐用年数が長い日本瓦は50年以上と言われています。
屋根材 | 耐用年数 | 塗装 |
---|---|---|
日本瓦 | 50年以上 | 不要 |
セメント瓦 | 20年 | 10年毎 |
スレート | 20~30年 | 10年毎 |
トタン | 10~20年 | 10年毎 |
ガルバリウム鋼板 | 25~30年 | 15~20年 |
アスファルトシングル | 20~30年 | 10年毎 |
グラスファイバーシングル | 30年 | 不要 |
ルーフィングの寿命
屋根リフォームは下地の耐用年数や劣化状態も大きく関係します。
屋根材の下にあるルーフィング(防水シート)は、一般的なもので20年程度で交換が必要とされています。
屋根リフォームの種類
屋根のリフォームには塗装、重ね葺き、葺き替えなどがあります。
一般には10年程度で塗装、20年を超えると葺き替えや重ね葺きが必要となります。