住宅での1系統の分岐回路に流せる最大電流は15アンペア~20アンペア以下が一般的です。
この値を超過してしまうと、ブレーカーが落ちたり、火災の発生に繋がったりしてしまいます。
ですので、新たに電気製品を導入するときには、上記の値を超えないように注意しましょう。
そのための計算式をお伝えします。
W(ワット:消費電力)÷V(ボルト:電圧)=A(アンペア数)
となっています。
例えば、100V電圧で使用されるエアコンの消費電力が1600Wであれば
1600÷100=16A
となります。
接続する電気製品の負荷電流の合計は、回路容量の80%程度までが望ましいとされているので、20Aが限界値だとすると、この分岐回路には新たな機器は接続しない方が良いということになります。
場合によってはコンセントの増設も必要になるでしょう。
新たな電気機器を導入予定の方は参考にしてみてください。