不動産×お金の不安を解消し、あなたの人生設計をサポートします。購入・売却、相続、資産運用まで ワンストップで最適な解決策をご提案。

Instagram
LINE
電話
※営業禁止
メール
不動産

空き家“0円物件”の真実|タダより高いものはない理由と後悔しないチェックポイント

「0円で家を譲ります」
最近、このような“0円物件”を目にする機会が増えました。
空き家問題が深刻化する中、「タダなら欲しい」「田舎暮らしを始めたい」と考える人も少なくありません。
しかし実際には、0円物件を取得して後悔するケースも増えています。
なぜ“タダ”なのに損をしてしまうのでしょうか。
今回は、その理由と後悔しないためのポイントを解説します。

なぜ「0円物件」が増えているのか

背景にあるのは、深刻な空き家問題です。

・人口減少
・相続後に誰も住まない実家
・売却できない立地
・固定資産税や管理負担

所有者にとって、空き家は「資産」ではなく「負担」になることがあります。
売れない、貸せない、維持費だけがかかる――。
その結果、「タダでもいいから引き取ってほしい」という状況が生まれます。

つまり、0円物件は“お得だから安い”のではなく、“負担だから手放したい”ケースが多いのです。

最大の落とし穴は修繕費

0円物件の多くは築年数が古く、長年放置されていることもあります。

・屋根の雨漏り
・床の腐食
・水道管の劣化
・シロアリ被害
・耐震不足

住める状態にするだけで数十万円〜数百万円かかることも珍しくありません。
フルリノベーションとなれば、1,000万円近くになる場合もあります。

取得費は0円でも、「住めるようにする費用」はゼロではありません。

住まなくてもお金はかかる

さらに見落とされがちなのが維持費です。

たとえ住んでいなくても、

・固定資産税
・火災保険
・草刈りや管理費
・修繕積立(場合によって)

といった支出は毎年発生します。

管理を怠ると、近隣トラブルや倒壊リスクが高まり、自治体から「特定空き家」に指定される可能性もあります。
そうなると固定資産税の優遇措置が外れ、税額が大幅に増えるケースもあります。

0円でも「贈与税」がかかることがある

意外と知られていないのが税務上の扱いです。

無償で譲り受けた場合でも、その不動産に経済的価値があると判断されれば「贈与」とみなされる可能性があります。

贈与税は基礎控除110万円を超える部分に課税されます。
評価額次第では、思わぬ税負担が発生することもあります。

「タダだから税金はかからない」とは限らないのです。

後悔する人と成功する人の違い

では、0円物件はすべて危険なのでしょうか。

実は、うまく活用している人もいます。
違いは“事前の確認”です。

後悔する人

・修繕費を調べずに取得
・維持費を試算していない
・将来の売却や活用計画がない

成功する人

・事前に見積もりを取っている
・税金や管理費を把握している
・明確な活用目的がある(自宅、賃貸、事業など)

0円物件は「宝」にも「負債」にもなります。
分かれ目は、取得前の判断材料の有無です。

後悔しないためのチェックポイント3選

① 修繕費はいくらかかるか
 → 必ず専門業者に見積もりを依頼する

② 維持費・税金はいくらかかるか
 → 固定資産税評価額を確認する

③ 将来売却できる立地か
 → 需要がある地域かを冷静に判断する

安さだけで飛びつくのではなく、「出口戦略」を考えてから判断することが重要です。

まとめ|タダより高いものはない?

0円物件は魅力的に見えます。
しかし、取得費がゼロなだけで、総コストが安いとは限りません。

修繕費、維持費、税金。
それらを合計した“総支出”で判断することが大切です。

空き家は、持った瞬間から責任が生まれます。
取得前に必ず専門家に相談し、数字で判断するようにしましょう。

1人で悩まずにまずはご相談下さい!

制度やお金の話は難しく感じがちですが、整理すれば誰でも理解できます。
ネットの情報だけでは「自分の場合どうなるのか」が分かりにくいのが現実です。
不安なままにせず、一度状況を確認してみることで将来の安心につながります。

当社では、状況を整理しながら一人ひとりに合った考え方や選択肢をご案内しています。

初回相談は無料ですので、お気軽にご連絡ください。

 

伊藤宏治

伊藤宏治

CFP®認定者、宅地建物取引士、リフォームスタイリスト1級。お金、不動産、住まいの3つの視点から、お客様の「豊かな暮らし」を実現するお手伝いをしています。「ライフプランニング」「住宅購入・売却」「リフォーム」といった、人生の大きなイベントで役立つ知識を、専門家ならではの視点で分かりやすく解説。皆さんの選択がより良いものになるよう、心を込めて情報をお届けします。

関連記事

PAGE TOP