容積率とは、敷地面積に対する、建築物の延べ面積の割合のことです。
例えば、容積率が200%というのは、敷地面積が100㎡の土地であれば、建築面積の延べ面積が200㎡までの建築物を建築できるということです。
なお、延べ面積とは、建築物の各階の床面積の合計のことを言います。
では、なぜ容積率を定めるのでしょうか?
それは建築物の何階建てという階数が増えすぎるのを防止するためです。
階数が増えると、その建物に住む人や、その建物にあるオフィスに勤める人などが増えます。
そうなるとその建物の入り口付近の道路の人通りが多くなります。
また、その地域が下水道などの公共設備が整備されている地域でないと、たくさんの人が建物内で快適に過ごせる環境を作ることができません。
ですので、容積率は、建物の前に面している道路の幅や公共設備の整備状況をみながら、最適な容積率が定められるような仕組みになっているのです。
容積率の規制については以下から確認してみてください!