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税金

所得控除を上手く使って税金を安くしよう!(サラリーマン向け)

所得控除の活用で税金を安くできるかも

所得控除とは、収入から給与所得控除額を引いた後の「給与所得」から差し引ける控除です。(サラリーマンの場合)

所得についてのおさらい↓

所得控除以外にも、税額控除というものもあります(住宅ローン控除など)が今日は割愛します。

所得控除は全部で15種類あります。利用できる控除を見落とすことがないように、控除の種類を知っておきましょう。

以下の通りです。

サラリーマンの方は、生命保険料控除や扶養控除など会社がやってくれたりするものもありますが、そうでないものもあるので注意しましょう。

例えば下記のケースなどは確定申告すれば税金が戻ってくる可能性があります。

確定申告をした方がいいケース・医療費が10万円を超えたケース(医療費控除)
・ふるさと納税や寄付を行ったケース(寄付金控除)
・災害や盗難にあったケース(雑損控除)
・年末調整で控除の適用もれがあったケース(源泉徴収票などしっかり確認しましょう!)
・株取引で損をしたケース(上記の控除例にはありませんが、損失を繰り越して翌年の利益と相殺できる場合があります)

医療費控除に関しては前回のブログでご案内していますので一読を!

所得控除をして、残った金額に課税される

所得控除後に残った所得のことを課税所得といいます。

所得税はこの課税所得に対してかかるため、いかに課税所得を低く抑えるかが節税のポイントです。

所得税は累進課税といって所得が多くなるに従って段階的に税率が高くなり、納税者がその支払い能力に合わせて公平に負担する仕組みとなっています。

税率は5%~なんと45%までの幅で設定されています。


※国税庁のHPより抜粋

では、これを元に課税所得が200万円の人の場合の所得税額を計算してみます。

課税所得が200万円200万円×10%-9万7,500円=10万2,500円

この場合の課税所得は10万2,500円となります。

サラリーマンの方は会社がやってくれるため、無自覚な方も多いかもしれませんが、サラリーマンでも所得控除を活用することで税金を安くできる場合があります。

難しく考えなくても、税務署の窓口に問い合わせれば色々と教えてくれます。

しくみを知ることが節税の第一歩です。

このブログがその一助になってくれれば幸いです。

伊藤宏治

伊藤宏治

伊藤営善株式会社専務取締役 保有資格:宅地建物取引士、2級ファイナンシャル・プランニング技能士(AFP)、リフォームスタイリスト1級

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