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【連載企画2】つみたてNISA vs iDeCo、あなたに合ったのはどっち?

前回の記事では、つみたてNISAとiDeCoの基本的な違いについて解説しました。今回は、それぞれのメリットとデメリットをさらに詳しく見ていきましょう。
あなたのライフプランや資産状況に合わせて、どちらがより適しているのかを一緒に考えてみませんか?

 

つみたてNISAのメリット・デメリット

メリット

いつでも引き出し可能:最大のメリットは、積立をしながらも、必要な時にいつでもお金を引き出せることです。急な出費やライフイベントでお金が必要になった際にも柔軟に対応できます。

非課税枠がシンプル:投資で得た利益(運用益)がすべて非課税になるため、税制上のメリットが分かりやすく、投資初心者でも始めやすいのが特徴です。

選択肢が豊富:取り扱い金融機関が多く、多くの投資信託の中から商品を選べます。

デメリット

節税効果は限定的:iDeCoのように掛け金が所得控除の対象にはならないため、運用益の非課税という節税効果に限定されます。

非課税期間に上限がある:2024年から始まった新NISAでは非課税保有期間が無期限になりましたが、旧制度では非課税期間が最長20年と決まっていました。

iDeCoのメリット・デメリット

メリット

圧倒的な節税効果:運用益の非課税に加え、掛け金が全額所得控除になります。所得が高い人ほど、所得税・住民税の節税効果が大きくなります。

老後資金に特化:原則60歳まで引き出せないため、途中で使ってしまう心配がありません。強制的に老後資金を貯められる仕組みです。

 

デメリット

60歳まで引き出せない:急にお金が必要になった場合でも、原則として引き出すことができません。この点が最大のデメリットと言えるでしょう。

手数料がかかる:口座開設時や運用中など、金融機関に支払う手数料が発生します。

始めるハードルが少し高い:職業によって加入条件や書類手続きが異なるため、つみたてNISAと比べて少し複雑に感じるかもしれません。

結局、あなたに合ったのはどっち?

ここまで、つみたてNISAとiDeCoのメリット・デメリットを解説しました。どちらを選ぶかは、あなたの「ライフプラン」と「お金に対する考え方」によって変わってきます。

ライフイベントに備えつつ、無理なく資産形成したい

つみたてNISAがおすすめです。

教育資金やマイホーム購入など、将来的に使う可能性がある資金も柔軟に引き出すことができます。

徹底的に節税し、老後資金を確実に準備したい

iDeCoがおすすめです。

掛け金が所得控除になるため、高い節税メリットを享受できます。

「どちらか迷う…」という方は、両方を活用するのも一つの手です。 つみたてNISAで流動性の高い資金を、iDeCoで老後資金を積み立てるなど、賢く使い分けることで、より効率的な資産形成が可能になります。

次回はさらに具体的な「つみたてNISAとiDeCoの始め方」について解説します。

伊藤宏治

伊藤宏治

CFP®認定者、宅地建物取引士、リフォームスタイリスト1級。お金、不動産、住まいの3つの視点から、お客様の「豊かな暮らし」を実現するお手伝いをしています。「ライフプランニング」「住宅購入・売却」「リフォーム」といった、人生の大きなイベントで役立つ知識を、専門家ならではの視点で分かりやすく解説。皆さんの選択がより良いものになるよう、心を込めて情報をお届けします。

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