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【連載企画1】知らないと損!積み立てNISAとiDeCo、そもそも何が違うの?

老後のお金や資産形成について考え始めたとき、必ずと言っていいほど耳にするのが「つみたてNISA」と「iDeCo」ではないでしょうか。
どちらも国が推奨する、お得な資産形成の制度ですが、「結局、何が違うの?」「どっちを選べばいいの?」と迷ってしまう方も多いはずです。
この連載では、ファイナンシャルプランナーの視点から、つみたてNISAとiDeCoの基本的な違いをわかりやすく解説し、あなたに合った制度選びのヒントをお伝えしていきます。

つみたてNISAとiDeCo、知っておきたい3つの違い

1. 制度の目的と対象

つみたてNISA: 少額からの長期・積立・分散投資を支援する目的で、比較的若い世代や投資初心者を主な対象としています。
iDeCo: 公的年金にプラスして老後資金を準備するための制度で、原則として20歳以上65歳未満のすべての人が対象です。

2. お金の「引き出し」やすさ

つみたてNISA: いつでも自由に引き出すことができます。急な出費でお金が必要になった場合でも、積立を停止したり、換金したりすることが可能です。
iDeCo: 自分が積み立てたお金は、原則として60歳まで引き出すことができません。老後資金という明確な目的のため、途中での引き出しが厳しく制限されています。

3. 税制上の優遇

つみたてNISA: 投資で得た利益(運用益)に税金がかかりません。
iDeCo:
掛け金が全額所得控除になり、所得税や住民税が安くなります。
・運用益に税金がかかりません。
・受け取る際にも、税制上の優遇措置があります。
このように、iDeCoはつみたてNISAよりも税制優遇が手厚いのが特徴です。その分、自由度が低いというデメリットもあります。

項目 つみたてNISA iDeCo
目的・対象 少額からの長期・積立・分散投資支援
比較的若い世代、投資初心者向け
老後資金準備(公的年金にプラス)
原則20歳以上65歳未満が対象
お金の引き出し いつでも可能 原則60歳まで不可
税制優遇 運用益が非課税
  • 掛け金が全額所得控除
  • 運用益が非課税
  • 受け取り時も優遇措置あり

次回は「結局どっちを始めるべき?」

今回は、つみたてNISAとiDeCoの基本的な違いについて解説しました。

「より手軽に始めたい」「いつでもお金を引き出せるようにしておきたい」と考える方にはつみたてNISAが向いているかもしれません。一方で、「徹底的に節税しながら老後資金を準備したい」と考える方にはiDeCoが向いているでしょう。

次回は、それぞれのメリット・デメリットをより深掘りし、「結局、自分はどちらを始めるべきか?」という疑問にFPがお答えします。ぜひ次回の更新をお楽しみに!

伊藤宏治

伊藤宏治

CFP®認定者、宅地建物取引士、リフォームスタイリスト1級。お金、不動産、住まいの3つの視点から、お客様の「豊かな暮らし」を実現するお手伝いをしています。「ライフプランニング」「住宅購入・売却」「リフォーム」といった、人生の大きなイベントで役立つ知識を、専門家ならではの視点で分かりやすく解説。皆さんの選択がより良いものになるよう、心を込めて情報をお届けします。

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