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2026年4月から社会保険料がこう変わる!健康保険料の引き下げと新「子ども・子育て支援金」をFPが解説

2026年4月から、社会保険料が大きく変わります。
ニュースでは「健康保険料が下がる」と報じられていますが、実はそれだけではありません。
✔ 健康保険料は引き下げ
✔ 介護保険料は引き上げ
✔ 新しく「子ども・子育て支援金」がスタート
つまり、トータルではどうなるの?というのが本当のポイントです。
今日はその内容を、数字で整理します。

 健康保険料は引き下げへ

全国健康保険協会(協会けんぽ)の保険料率は、

平均 約10.0% → 約9.9%へ引き下げ

になります。

※都道府県ごとに料率は異なりますが、全国平均で0.1%の引き下げです。

どれくらい下がるの?

例:標準報酬月額30万円の場合

0.1% × 30万円 = 300円
労使折半なので本人負担は半分。

👉 月150円程度の負担減
👉 年間約1,800円の軽減

「思ったより小さいな…」という印象かもしれません。

介護保険料は引き上げ(40〜64歳)

40歳〜64歳の方は、介護保険料も給与から引かれています。

今回、

1.59% → 1.62%へ引き上げ

となります。

0.03%の増加です。

同じく30万円で試算

0.03% × 30万円 = 90円
本人負担は半分で約45円増

👉 月45円の増加
👉 年間約540円の増加

新制度「子ども・子育て支援金」がスタート

2026年4月分(5月支給分)から、

標準報酬の0.23%が新たに上乗せされます。

これまで事業主のみ負担していた部分とは別で、今回からは従業員にも負担が発生します。

30万円で試算

0.23% × 30万円 = 690円
本人負担は半分で約345円増

👉 月345円の増加
👉 年間約4,140円の増加

トータルでどうなる?(比較表)

【標準報酬月額30万円・40歳以上の場合】

項目 月額影響 年間影響
健康保険料引き下げ ▲150円 ▲1,800円
介護保険料引き上げ +45円 +540円
子ども・子育て支援金 +345円 +4,140円
合計 +240円 +2,880円

👉 結果:年間約2,880円の負担増

健康保険料は下がりますが、全体では負担増になる可能性が高い ということです。

 年収別イメージ比較

(標準報酬を簡易的に年収の1/12と仮定)

年収 年間負担増減(40歳以上)
300万円 約+2,400円
500万円 約+4,000円
700万円 約+5,600円

※概算モデルです。

では、どう考えるべきか?

今回の改定で言えることは、「健康保険料が下がる=手取りが増える」とは限らない、ということです。

社会保険制度は

✔ 医療
✔ 介護
✔ 少子化対策

を支える仕組みです。

単純な損得だけでなく、

・将来の給付とのバランス
・世代間負担
・家計全体の見直し

を考えることが大切です。

まとめ

2026年の社会保険料改定は、

✅ 健康保険料は引き下げ
✅ 介護保険料は引き上げ
✅ 子ども・子育て支援金が新設

その結果、トータルでは負担増になる人が多い可能性があります。

ニュースの見出しだけで判断せず、「自分の場合はいくら変わるのか?」を一度計算してみることが大切です。

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伊藤宏治

伊藤宏治

CFP®認定者、宅地建物取引士、リフォームスタイリスト1級。お金、不動産、住まいの3つの視点から、お客様の「豊かな暮らし」を実現するお手伝いをしています。「ライフプランニング」「住宅購入・売却」「リフォーム」といった、人生の大きなイベントで役立つ知識を、専門家ならではの視点で分かりやすく解説。皆さんの選択がより良いものになるよう、心を込めて情報をお届けします。

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