不動産×お金の不安を解消し、あなたの人生設計をサポートします。購入・売却、相続、資産運用まで ワンストップで最適な解決策をご提案。

Instagram
LINE
電話
※営業禁止
メール
不動産

相続した実家を売る前に知っておきたい!600万円以上お得になる税金&契約書のポイント

親が住んでいた実家を相続したものの、「自分は住まないし、管理も大変だから売却したい」こう考える方はとても多いです。
しかし、売り方を間違えると、数百万円単位で損をする可能性があります。
実は、税制の特例と契約書の書き方によって、600万円以上の差が出るケースもあります。
今回は、相続した実家の売却で損をしないためのポイントを解説します。

なぜ相続した実家は早めの検討が必要なのか?

実家を相続すると、次のような負担が発生します。

  • 固定資産税

  • 草刈りや管理費

  • 老朽化による修繕リスク

  • 空き家トラブル(倒壊・近隣クレーム)

使わない不動産は、いわゆる「負動産」になる可能性があります。

売却するなら、税制が有利なうちに検討することが大切です。

不動産売却にかかる税金の基本

不動産を売却して利益が出ると、「譲渡所得税」がかかります。

譲渡所得の計算式
売却価格 - 取得費 - 諸経費 = 譲渡所得

保有期間が5年を超えると、税率は約20.315%(所得税+住民税)です。

例えば、譲渡所得が1,000万円出た場合、

1,000万円 × 約20% = 約200万円の税金

となります。

しかし、相続した実家には大きな特例があります。

「空き家の3,000万円特別控除」とは?

正式名称は被相続人の居住用財産を譲渡した場合の特例

一般的には「空き家特例」と呼ばれています。

制度の概要
  • 相続した実家を売却した場合

  • 最大3,000万円まで利益を控除できる

つまり、

譲渡所得が2,500万円なら
→ 税金は0円になります。

非常に強力な制度です。

600万円差がつく分かれ道は「解体」と「契約書」

ここが重要です。

空き家特例を使うには、原則として 建物を取り壊して更地にする 必要があります。

以前は、

  • 売主が解体してから売る

のが一般的でした。

しかし現在は、「買主が解体する」場合でも要件を満たせば特例が使えるようになっています。

ただし――

契約書に明記していないとNG
  • 解体すること

  • 解体期限(翌年2月15日まで など)

  • 引渡し条件

これらを売買契約書にきちんと記載しないと、特例が使えない可能性があります。

口約束ではダメです。

シミュレーションで比較

仮に次のケースを考えます。

  • 売却価格:4,000万円

  • 取得費等差引後の利益:3,500万円

特例を使えない場合

3,500万円 × 約20%= 約700万円の税金

特例を使えた場合

3,500万円 - 3,000万円= 500万円

500万円 × 約20%= 約100万円

👉 差額は約600万円

これが現実に起こります。

解体は売主?買主?

売主が解体すると、

  • 解体費用を先に負担する必要がある

  • 300万~500万円かかることも

一方、買主が解体する形にできれば、

  • 売主の資金負担が軽減される

  • 特例も使える可能性がある

ただし条件整理と契約書の作り込みが不可欠です。

実務上の注意点

相続実家の売却では、次を必ず確認しましょう。

  • 空き家特例の適用条件

  • 解体期限

  • 契約書への明記

  • 確定申告の準備

  • 相続登記の完了

特に契約書は、「不動産実務」と「税務」の両方を理解している人のチェックが重要です。

まとめ

相続した実家の売却は、

✔ 特例を知らないと数百万円損する
✔ 契約書の一文が命取りになる
✔ 解体のタイミングがカギ

という非常に専門性の高いテーマです。

「とりあえず不動産会社に任せればいい」

ではなく、税金まで見据えた売却戦略を立てることが大切です。

1人で悩まずにまずはご相談下さい!

当事務所でできること✅住宅の売却や購入のご相談
家計の現状分析と将来のキャッシュフロー表作成
✅老後資金の不足額シミュレーション
✅相続税がかかるかどうかの簡易試算
✅不動産を含めた資産全体の整理
✅住宅ローンの借換え・返済計画診断
✅新NISA・資産運用の設計サポート
✅保険の過不足チェックと見直し

このようなお悩みがあれば、まずはお気軽にご相談ください。

初回相談は無料となっており、対面もしくはZOOMでも対応いたします。
無理な営業などは一切いたしませんし、秘密も厳守します。

伊藤宏治

伊藤宏治

CFP®認定者、宅地建物取引士、リフォームスタイリスト1級。お金、不動産、住まいの3つの視点から、お客様の「豊かな暮らし」を実現するお手伝いをしています。「ライフプランニング」「住宅購入・売却」「リフォーム」といった、人生の大きなイベントで役立つ知識を、専門家ならではの視点で分かりやすく解説。皆さんの選択がより良いものになるよう、心を込めて情報をお届けします。

関連記事

PAGE TOP