「親が亡くなって実家が空き家になった。」「まだ使うかもしれない。」「思い出があって手放せない。」そんな理由で、そのままになっている方は少なくありません。
しかし、空き家は「持っているだけ」でも、お金や将来の相続に大きな影響を与えることがあります。
私がご相談を受けている中で、実は一番多いのは「もっと早く相談しておけばよかった」という声です。
この記事では、空き家を放置するリスクと、後悔しないための判断基準をわかりやすく解説します。

「実家は思い出があるから、なかなか決断できませんよね。実際、この悩みは本当に多くご相談いただきます。」
空き家は「持っているだけ」でお金がかかります
空き家でも、
固定資産税
都市計画税(対象地域)
火災保険
草木の管理
修繕費
害虫対策
など、毎年費用が発生します。
さらに、人が住まなくなると建物の傷みは想像以上に早く進みます。
換気されず湿気がたまり、雨漏り、シロアリ、配管の劣化などが進み、資産価値が下がってしまうケースも珍しくありません。

放置すると税金が高くなる場合も
適切に管理されていない空き家は、「特定空家等」または「管理不全空家等」に該当すると判断される可能性があります。
その場合、住宅用地の固定資産税の軽減措置が見直される可能性があります。
「まだ大丈夫」と思っていた結果、毎年の税負担が大きく増えてしまうケースもあります。

FPが考える3つの判断基準
空き家は、「売る」「貸す」「持ち続ける」のどれが正しいかではありません。
大切なのは、あなたに合った選択をすることです。
① 売却する
もし今後住む予定がないなら、
売却という選択肢があります。
売却では、
- 相続した空き家の特例
- 取得費加算の特例
- 3,000万円特別控除
など、条件によって利用できる制度があります。
制度を知らずに売ると、税金が数百万円変わることもあります。
② リフォームして活用する
立地によっては、リフォームして貸し出す方が良いケースもあります。
例えば、
- 賃貸住宅
- セカンドハウス
- 民泊(地域による)
など、活用方法はいくつもあります。
ただし、リフォーム費用に見合う収益が期待できるかを事前に確認することが重要です。
③ 将来の相続を見据えて持つ
今は売らないという選択もあります。
ただし、その場合でも
- 誰が管理するのか
- 将来誰が相続するのか
- 遺言書を作るのか
などを考えておかなければ、
次の相続で大きなトラブルになることがあります。

「『売る・貸す・そのまま持つ』のどれが正解かではなく、ご家族や将来設計に合った選択をすることが一番大切です。」
FPだからできるアドバイスがあります
空き家の相談は、「不動産会社」だけでは判断できないことがあります。
例えば、
売った方が家計は楽になるのか
相続税はどうなるのか
リフォームした方が得なのか
老後資金への影響はどうか
これらは、お金と不動産を合わせて考える必要があります。
不動産だけではなく、家計・相続・住宅ローンまで含めて、一緒に考えることが大事なのでFPに一度相談してみるのも選択肢のひとつです。

「実家の空き家をどうするか迷っている方は、まず現状を整理することから始めてみませんか?」
▶ 無料で相談してみる
まとめ
空き家は、時間が経つほど選択肢が少なくなります。
だからこそ、「どうするか決める」ことよりも、まず相談して現状を整理することが大切です。
早めに状況を確認することで、税金を抑えられる場合もありますし、売却・活用・相続対策など、より良い選択ができる可能性が広がります。
「もっと早く相談しておけば良かった・・」ということにならないように早めの対策をおすすめします。
